集中講義 宇都野氏(JAEA), Lectures by Dr Utsuno (JAEA) 2022.9.20-22
2022年9月1日 | 新着情報
A series of lectures will be delivered by Dr Utsuno (JAEA) as follows:
Progress in nuclear structure research using large-scale shell-model calculations”
Lecturer: Utsuno, Yutaka (JAEA)
Time/Dates: Sep. 20 (Tue) 10:30-16:30, Sep. 21 (Wed) 10:30-16:30, Sep. 22 (Thu) 10:30-15:00
Place: Meeting Room A, Center for Computational Sciences, University of Tsukuba
This lecture is given in Japanese.
題目: 大規模殻模型計算による原子核構造研究の進展
講師: 宇都野 穣 氏 (日本原子力研究開発機構・研究主席)
9月20日(火) 10:30 ~ 16:30
9月21日(水) 10:30 ~ 16:30
9月22日(木) 10:30 ~ 15:00
場 所: 計算科学研究センター会議室A
概要:殻模型は約70年前に原子核の一粒子模型として誕生した後、配位混合として多体相関を取り込んだ理論へと発展した。当初は閉殻近傍の限られた原子核しか取り扱えなかったが、大規模数値計算手法の発展に伴い、軽い核では数値対角化手法により1主殻を完全にカバーし、重い核でもモンテカルロ殻模型計算などの新手法によってそのフロンティアが拡大している。本講義では大規模殻模型計算の発展について、手法的な側面と現実的な核構造計算の側面の両方からわかりやすく解説する。