新着情報

2014-08-25
我々の研究グループに、温(Wen)さんが新たにメンバーとして加わりました。
2014-04-01
我々の研究グループに、中務さん、桑原さん、倪さん、大西さん、柏葉さんが新たにメンバーとして加わりました。
2013-04-01
我々の研究グループに、五嶌さん、中野さんが新たにメンバーとして加わりました。
2012-05-31
計算物理学入門のページを新設しました。

本研究室の研究内容について

当グループは、原子核物理学はもとより物質科学や光科学など幅広い分野で理論研究を展開しています。

原子核の構造と反応

原子核は、数個から数百個の核子(陽子と中性子)が強い相互作用により束縛した量子系です。液滴のようなマクロな性質と、有限サイズの量子多体系としてのミクロな性質を併せ持つユニークな物質です。核子の自由度で記述されたハミルトニアンから出発して、原子核のさまざまな性質を「ミクロ」(核子の自由度から量子論的)に理解することが大きな目標です。

最近の原子核物理学の大きな流れの一つに、元素の起源を探る研究があります。現在太陽系に存在する原子核は、過去の宇宙規模のイベントー宇宙初期のビッグバン・星の内部での核融合反応・星の終末期に起こる超新星爆発など−で生成されたものです。原子核がどのように生成されたかを知り、宇宙の成り立ちを理解するためには、現在の宇宙には存在しない不安定原子核の構造や反応を探り、宇宙で起こる原子核反応を理論と計算により解明することが必要です。

物質科学・光科学と電子ダイナミクス

原子核を構成する陽子と中性子、そして原子・分子・固体などの物質世界を構成する電子は、ともに凝縮状態にあるフェルミ粒子です。私たちの研究室では、これらの物質を構成するフェルミ粒子系に対して共通の理論や方法を用いて研究を進めています。

物質科学の広範な世界で私たちが注目しているのは、光と物質の相互作用で引き起こされる電子の量子ダイナミクスです。レーザー技術をはじめとする発展により、今日の光科学のフロンティアでは物質中の電子の運動をフェムト秒からアト秒という極限の時間スケールで測定し制御する研究が進んでいます。計算機を用いて時間依存シュレディンガー方程式を解くことにより、これらのミクロな空間で起こる非常に短い時間スケールの現象を解明することができます。

本研究室で研究を希望される方へ

本研究室で一緒に研究することを希望される方を募集しています。筑波大学大学院数理物質科学研究科物理学専攻の入試に関する情報はこちらにあります。毎年5月に大学院説明会がありますが、それ以外の機会でも随時研究室訪問を受け付けています。